筋トレ記録アプリの選び方|自分に合うアプリを見つける5つの基準
筋トレ記録アプリを選ぶ基準は5つあります。記録にかかる手間、前回の記録が見られるか、振り返りができるか、続けられる仕組みがあるか、データが失われないか。この記事では、それぞれを実際に確認するときの見方を整理します。
アプリを選ぶ基準は5つ
機能の数ではなく、次の5つが自分の使い方に合っているかで選ぶと外しにくくなります。
- 記録にかかる手間:1セットを残すのに何回タップするか。
- 前回の記録が見られるか:入力中に前回の数字が確認できるか。
- 振り返りができるか:期間や部位で推移を見られるか。
- 続けられる仕組みがあるか:予定を入れたり、実施状況を見られたりするか。
- データが失われないか:機種変更や通信が切れたときにどうなるか。
どれも数日使えば分かることです。細かい機能を比べる前に、この5つを試してみるほうが判断は早くなります。この記事では特定のアプリ名は挙げず、確認のしかただけを整理します。
5つのうちどれを重く見るかは人によって変わります。ジムでの操作のしやすさを最優先する人もいれば、後から見返すことを重視する人もいます。すべてを満たすものを探すより、自分にとって外せない項目を1つか2つ決めておくほうが選びやすくなります。
基準1:記録にかかる手間
最初に確認したいのはここです。手間が大きいアプリは、機能が充実していても続きません。
見るポイントは、1セットを記録するまでの操作回数です。種目を選んでから重量と回数を入れて確定するまでに、何回画面を触るかを数えてみてください。ジムでは疲れた状態で操作することになるので、机の前で試したときより手間に感じます。
同じ内容のセットをまとめて登録できるか、数値をボタンで増減できるかといった細部も効いてきます。アンドトレーニングでは、条件が同じセットをまとめて記録できるほか、記録モードに応じて必要な入力欄だけが表示されます。
実際に試すときは、机の前ではなく一度ジムに持って行って使ってみるのが確実です。立ったまま、片手で、汗ばんだ指で操作することになるので、家で触ったときとは印象がかなり変わります。
基準2:前回の記録が見られるか
入力中に前回の数字が見えるかどうかで、ジムでの判断の速さが変わります。
記録を見るために別の画面へ移動しなければならないアプリだと、結局その場では確認しなくなります。同じ種目を開いたときに、前回の重量と回数がそのまま表示されるかを確認してみてください。
アンドトレーニングでは前回値が初期値として入るため、同じでよければそのまま確定できます(重量・回数の入力方法)。前回を思い出す作業が要らなくなると、記録が「面倒な作業」から「確認するだけの動作」に変わります。
基準3:振り返りができるか
記録は残すだけでなく、後から見られて初めて意味が出ます。期間や部位で切り替えて見られるかを確認します。
確認したいのは、合計としてどれだけ動いたか(ボリューム)と、扱える重量が伸びているか(1RM)の2つが見られるかどうかです。どちらも、見た目の変化より先に動くことがあります。
アンドトレーニングでは期間と部位を選んで確認できます。どの画面で何が見えるかはグラフの見方にまとめています。振り返りの進め方は記録を振り返る習慣で扱っています。
グラフが表示されるまでに必要な記録数もアプリによって違います。数回分で何かしら表示されるものもあれば、しばらく溜めないと出ないものもあります。試用の段階で何も表示されなくても、それだけで判断しないほうが無難です。
基準4:続けられる仕組みがあるか
記録できることと、続けられることは別です。行く日を決めて残しておける機能があるかを見ておくと差が出ます。
具体的には、これから行う日に予定を入れられるか、実施した日が一覧で見えるかの2点です。予定と実績が同じ場所にあると、行けていない週にその場で気づけます。アンドトレーニングでは日付にメニューを紐づけて予定として登録できます(予定を立てて実施するまでの流れ)。
最初から自分でメニューを組むのが難しい場合に、プリセットのような出発点が用意されているかも確認しておくと安心です。続ける仕組みの考え方はトレーニングを習慣にする仕組みづくりで扱っています。
基準5:データが失われないか
長く続けるほど、記録の価値は上がります。端末が変わったときに引き継げるかは、最初に確認しておく価値があります。
見るポイントは2つです。ひとつは、アカウントに紐づいて保存されるかどうか。端末の中だけに保存される仕組みだと、機種変更や故障で失われる可能性があります。アンドトレーニングの場合は、新しい端末で同じメールアドレスでログインすれば引き継げます(機種変更時のデータ引き継ぎ)。
もうひとつは、通信が切れている場所で記録できるかです。地下のジムなど電波が届かない場所は珍しくありません。オフラインでも記録でき、接続が戻ったときに同期される仕組みかどうかを確認しておくと安心です(オフラインでの利用について)。
ノートやスプレッドシートを含めた比較はノート・アプリ・スプレッドシートの比較をご覧ください。
記録を取り出せる形になっているかも見ておくと安心です。後から別の方法へ移りたくなったときに、書き出せる仕組みがあれば選択肢が残ります。