ジムで次に何をするか迷わなくなる、トレーニング計画の立て方

ジムで次に何をするか迷うのは、前回何をしたかを覚えていないからです。記録が残っていれば前回の続きから始められ、カレンダーを見れば直近でどんな日が続いているかも分かります。計画といっても、決めるのは次の1回だけで十分です。

ジムでメニューが決められない原因

決められない原因のほとんどは、前回の内容が手元にないことです。判断する材料がないまま、その場で考えようとするから迷います。

ジムに着いてから思い出そうとしても、どの種目を何キロで何回やったかまでは正確に出てきません。その結果、前回と同じか少し軽い内容に落ち着き、次に来たときも同じことを繰り返すことになります。迷っている時間そのものも、決して短くありません。

もう一つの理由は、決めるための材料が多すぎることです。数百種類ある中から選ぼうとすると、どこから手をつけるかということ自体が問題になります。前回の内容という起点があれば、選ぶ範囲は一気に狭まります。

これは記憶力の問題ではなく、記録を残していないことによる問題です。逆に、前回の内容さえ手元にあれば、その場での判断はかなり単純になります。

記録があれば前回の続きから始められる

前回の重量と回数が分かっていれば、その日にやることは「前回の続き」で決まります。ゼロから考える必要がありません。

残しておく情報は多くありません。種目ごとに、セットと回数、そして扱った重量が分かれば十分です。アンドトレーニングでは前回の値が初期表示されるため、確認しながらその場で調整できます。詳しくは重量・回数の入力方法をご覧ください。

なお、種目によって記録する項目は異なります。重量と回数で記録するもの、時間で記録するものなどの違いは記録モードとして整理されています。自分がやる種目がどれに当たるかを一度確認しておくと、入力で迷わなくなります。前回の内容が分かること以外に記録が何をもたらすかは、筋トレを記録するとどう変わるかで整理しています。

記録を見ながら判断するときも、細かく比べる必要はありません。前回と同じ重量で同じ回数できたかどうかが分かれば、その日の判断には足ります。数字が並んでいるだけで、考える手間はかなり減ります。

どこまで書くかで迷ったときは、次に来たときの自分が判断できるかどうかを基準にすると決めやすくなります。あとから読み返さない情報は、書かなくても困りません。

カレンダーで実施日と内容を見る

実施した日と内容がカレンダー上に並ぶと、直近でどんな日が多かったかを目で追えます。偏りは、思い出そうとしても気づけません。

カレンダーでは、実施した日と、その日の記録を日付から確認できます。過去の日付を開けば内容の確認や修正もできるため、「先週は何をした週だったか」を後から辿れます。

曜日ごとに内容を分ける組み方(分割法)をしている場合は、カレンダー上で並びを見れば、抜けている日があるかどうかが判断できます。内容そのものをどう組むかはトレーニングの考え方の話になるため、ここでは扱いません。記録の側からできるのは、偏りに気づける状態をつくることまでです。

気をつけたいのは、カレンダーを埋めること自体が目的にならないようにすることです。空白の日があってもかまいません。見たいのは、行けた日がどこにあるかと、どんな内容が続いているかの2点だけです。

空いている日が見えると、次にいつ行くか決めやすい

予定も記録も入っていない日は、カレンダー上で空白として見えます。あとはその空白に次の1回を置くだけです。

先の予定をまとめて埋める必要はありません。次の1回を決めて登録しておけば、当日はその予定から始められます。手順は予定を立てて実施するまでの流れにまとめています。

その日にやる内容は、メニューとして保存しておけば呼び出すだけで済みます。作り方はメニューの作成方法をご覧ください。組み合わせが浮かばないときは、プリセットから選んで保存し、使いながら入れ替えていく方法もあります。

次の1回を決めるタイミングは、トレーニングが終わった直後が向いています。その日の内容が頭に残っているうちのほうが、次にいつ行くかを決めやすいためです。記録を保存したついでにカレンダーを開いて、日付を1つ選んでおくだけで済みます。

計画は「次の1回」を決めるだけでいい

計画というと大げさに聞こえますが、決めるのは「次にいつ行くか」と「その日に何をするか」の2つだけです。長期の計画は、記録が溜まってからでも作れます。

数字が溜まってくると、判断材料は自然に増えていきます。重量の伸びは1RM、こなした量はボリュームという形で見られます。表示のしかたはグラフの見方で解説しています。

最初から完成した計画を作ろうとすると、作ること自体で止まってしまいます。次の1回だけを決める形なら、うまくいかなくてもすぐ直せます。記録が増えるほど、決めるための材料も増えていきます。

迷う時間が減ると、ジムにいるあいだの過ごし方も変わってきます。どこで時間を使っているかはジムでの時間を無駄にしないで整理しました。まずは次の1回を決めるところから始めてみてください。

そもそも足が向かないという段階であれば、筋トレが続かない5つの理由トレーニングを習慣にする仕組みづくりもあわせてご覧ください。

よくある質問

前回の記録を確認して、同じ内容から始める方法があります。前回の重量と回数が分かっていれば、その場で一から考える必要がなくなります。あらかじめ種目の組み合わせを保存しておけば、当日は呼び出すだけで始められます。

先まで立てなくても構いません。次にいつ行くかと、その日に何をするかが決まっていれば十分です。記録が溜まってくると、後から長い期間の計画も立てやすくなります。

トレーニングの中身をどう組むかはこのコラムでは扱いませんが、記録の観点からいうと、同じ内容を繰り返すほうが前回との比較はしやすくなります。内容を変える場合も、変えた日が記録に残っていれば後から辿れます。

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